FreeBSD 10.1-RELEASEへのバージョンアップ、及びGNOME3の導入で遭遇した問題まとめ
posted by jun-g at Tue, 25 Nov 2014 11:09 JST
10.1RへのバージョンアップとGNOME3の導入を立て続けに行ったところ、色々問題に遭遇したのでメモ。
Firefoxでウィンドウ内が更新されなくなる不具合
gtk20のportに不具合があったようでウィンドウ内が更新されない(描画されない)不具合。
これはすぐに バグ報告 が出て即座に修正されたのであまり影響がなかったです。
freebsd-updateで10.1Rに更新したらlib32が消失する不具合
これ、wineが動かなくて原因もわからずめちゃハマりました。wineを実行すると:
ELF interpreter /libexec/ld-elf.so.1 not found
とメッセージが表示されるけど、/libexec/ld-elf.so.1は存在する。
これに気付いたのは、virtualboxをportmasterで更新した時に「/lib32が無いよ」というエラーが出たから。でバグ報告を探すと ドンピシャなバグ報告 が見つかりました。
まだ修正されてないようなので、FTPサイトからlib32のアーカイブだけ落としてきて自分でファイルコピーしたらvirtualboxの更新も出来ました。で、アーカイブを展開した時にlibexec/ld-elf32.so.1というファイルも含まれていたので、これでwineも治るんじゃ?と思ったら予想どおり治りました。
uaudioなデバイスが使えない
これ、まだ解決してません。バグ報告は ある ので何か情報が出るのを気長に待ちます。
その他の問題
- GNOME3環境下だけrhythmboxが起動しない
- deskutils/gnome-shell-extra-extensionでインストールしたgnome-shellの拡張が何一つ使えない
- nautilusでファイルを選択してDELETEキーを押してもファイルが削除できない
などなど。ボチボチ調べて直していきます。
追記(2014/11/25 21:46)
rhythmboxが起動しない件、mtp絡みのエラーメッセージが出てたのでlibmtpを外してビルドし直したら起動するようになりました!