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新海誠作品

posted by jun-g at Sat, 27 Jun 2020 03:23 JST

最初の作品の「ほしのこえ」およびヒットした「君の名は。」は観たことがあるんですが、その間の作品を観ていなかったので、まとめて観ました。

雲のむこう、約束の場所

身近な青春話かと思いきや、壮大な世界観ときな臭い設定の組み合わせで面白かった。

秒速5センチメートル

ただただ切なく、悲しい。結局何者にもなれず、追い求めた物も得られず。これが人生。現実は残酷。男のまっすぐな感情は見方を変えるとただただ女々しい。リアル。最高。新海作品の中で一番好きかも。

ちなみに3話の途中まで、1話と2話と3話の主人公が同一人物だと気付きませんでした…。

星を追う子ども

ファンタジー。いきなりあんな旅に出てしまって親が心配するとかそういうところに気が回らなかったのか、とか、そういう点が気になった。

言の葉の庭

画がとても美しい。そしてエロい。展開が。秒速5センチメートルの次に好き。


新海作品全般に共通する、焦燥感みたいな雰囲気とか、青臭い感情とか、正直もうすっかり歳を取ってしまった自分には刺さらないだろうと思うような感情の表現も何故か刺さるので、すごいなぁ面白いなぁと思いました。

しかし過去作品群を観て、「君の名は。」は全体的にすごくモダンな表現の作品になったなぁ、と思いました。

最新作「天気の子」はまだ観てないので、観るのが楽しみになりました。

あと、新海作品は空の描画がとても美しいですね。最近またすっかり淀んでしまったジャカルタの空を見上げる度に新海作品の美しい空を思い出しますね。

なんつってな。