ハイパーバイザ型仮想化ソフト事始め その3
posted by jun-g at Sat, 07 May 2011 14:23 JST
前回の続き 。
USBメモリへのインストール
まずはXenServerをUSBメモリにインストール。HDDへのインストールと同様にインストールCDからブートして、インストール先にUSBメモリを指定するだけ。VM用のストレージは後でRAID化するので4つのHDDのうち一つだけを選択。
順調にインストールが進む…はずだったが、USBメモリの書込速度が遅いせいかインストール中にエラーになってしまった。何度か試してみたものの必ずエラーになってしまうので、諦めてHDDをUSB接続してそちらにインストールし、インストール後にUSBメモリにコピーすることにした。
HDDへのインストール完了後、再度インストールCDから起動し、インストーラの起動メニューでshellモードに落ちてからddコマンドを使ってHDDの内容をUSBメモリにコピー。
コピーが終わったら、下記ページを参考にしてUSB bootできる状態にする。
XenServer on USB その2 | ni kvel
これで、無事USBメモリにインストールしたXenServerを動作させることができた。
RAID10化
続いてストレージ部分のRAID10化。この作業は下記のページを参考にした。
ほぼ書かれている通りに作業して、これにて構築完了。とはいかず、RAID構築中に勝手にリブートしてしまう事象が発生。何度やってもダメ。ここで心が折れて諦めてしまった。
よく考えるとML110 G6にはオンボードRAIDが付いてるのでさっさとそれを使ってRAIDを構築すれば良かったのに、この時はRAIDが付いてる事にまったく気がついてなかった。
という訳で、やっぱり オープンソース版のXen を使って構築しようという思いにいたり、Dom0(XenのホストOS)には NetBSD 5.1 を使う事にした。
続く。